10/18 8オンス衝撃緩和グローブによる体にやさしいスパーリングの提案 |
ボクシングジムで普通に行われているスパーリングのやり方について
お互い14オンスのグローブで
ヘッドギアをつけて、というのが基本
もちろんスパーリングはこなしたほうがよいことは確か
ただ私はこのやり方には問題点が二つあると思う
まず第一に
実戦のグローブはは14オンスではなく8オンスあるいはウエルター級以上は
10オンスである
小さくまた軽いグローブで殴りあう
ヘッドギアもない
小さいということは
14オンスのグローブでは完全にガードできるパンチも
8オンスのグローブではそこに「隙(すき)」が生まれることになる場合がある
また8オンスのグローブは14オンスに比べると軽いので
それだけスピードが増す
14オンスのグローブによるパンチなら「見切れる」場合も
8オンスだと「見切れない」というケースもありえる
そもそもスパーリングは実戦で勝つために行われるべきものだ
できる限り実戦に近い環境で行われる必要がある
第二に
スパーリングで受ける肉体的なダメージの問題だ
8オンスよりも大きい14オンスのグローブ
脳に与える衝撃という面ではかえって危険という見方もある
また実戦によって受けるダメージよりも
日々のスパーリングによって蓄積されるダメージの方がはるかに大きく
肉体を蝕み、選手寿命を縮める、という
以上2つの問題点を解決する方法として
衝撃吸収素材による8オンスグローブの開発
および
衝撃吸収素材による透明なヘッドギアの開発
を呼びかけたい
日本の化学産業の技術力はきわめて高い
重量、サイズは現行の8オンスグローブと同様でありながら
衝撃をスパーリング相手になるべく与えない素材
そういうグローブの開発に早急に着手すべきと思う
固定観念をとりはらって大胆な発想を試みるべきだ
中の「綿(わた)」の代わりにたとえば
形状記憶機能を持ったゲル状の物質を開発とか?
もちろん重量とサイズは実戦の8オンスグローブと同様のものとする
あるいは難しく考えなくても
グローブの表面は相当の加速度で激突しても痛みをほとんど感じない素材で
比重の重い物質をたとえば手の甲の上部に
全体として重量は8オンス
大きさも現行の8オンスのグローブと同じにするとか?
どうなのよ
まあ、このあたりの細かい技術的な問題は
開発サイドに知恵をしぼってもらうということで・・・
次に開発に着手すべきは
顕著な衝撃吸収を可能にする素材による
透明なヘッドギアだ
これで選手の脳にこうむるダメージの軽減をはかる
なぜ「透明」であるべきかというと
できるだけ実戦に近い状況を担保したいという狙い
資金力のある大手ジム
または協会、JBCが先頭に立って
化学窯業関係
特に技術力に定評のある企業を対象にまずは試作品の開発製造を発注すればよい
マーケットの規模は実はかなり大きい
ボクシングジムにとどまらずキック、総合のジムからも注文が入るはず
さらに国内のみならず海外にもマーケットはある
やり方次第では大きなビジネスに発展するだろう
あるいは企業によびかけて新しいベンチャー法人を作るというやり方もある
研究開発のマンパワーは企業が提供
資金はボクシング業界サイドが提供する
資金が足りない場合、投資事業組合を作って小口の投資をよびかけて不足分を
補うという手もある
試作品が完成したら早速特許を申請する
この特許がのちのち生きてくる
この特許をおさえるがための出資である
試作品が製品化されマーケットで順調に売れてくれば・・・
ジムはより安全かつ実戦的なスパーリングが可能になる
企業は世界規模で製品が売れて儲かる
ボクシング業界サイドも特許で儲かる
投資事業組合に投資した小口投資家ももちろん儲かる
将来マザーズかヘラクレスにでも株式公開したら
それこそ出資金が何十倍にもなる
ボクシング長者が多く生まれる
そのボクシング長者がボクサーのスポンサーになる
世界戦もより多くできる
ボクシング業界全体が繁栄する
有志の諸氏のご検討を切に願う
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