第5回ビータイトラジオ「勝負師」秋葉慶介参上! |
ゲストは、7月7日、七夕血戦で、日本フェザー級王者、粟生隆寛選手(帝拳ジム)に挑戦す
る日本フェザー級6位、角海老宝石ジムの秋葉慶介選手。
「ボクレポ」、正直、一番嫌いなものは、「予定調和」
この一戦が行われるのは7月7日
「七夕」だ
年に1回、織姫と彦星が天の河を越えて、愛を確かめ合う日なのだとか
それに便乗して、五色の短冊に「願い事」をかけば願いがかなうとかなんとか
マジックペンで、書くわけだ
「願い」とやらを
実に下らん
反吐が出る
だいたい、織姫、彦星、
お互い愛し合っているのなら、年に1回なんて、下らんルールに縛られる必要なんかない
んだよ
戒めは破るためにある
天の河が渡れないなら、河をせき止めて、流れを変えてしまえ
あるいは、命令を下した神に反抗し、神を殺し、とことんまで「駆け落ち」すればよい
ふやけた「予定調和」の世界こそ社会を堕落させ、人から生きる活力を奪う最たるもの
7月7日 「七夕血戦」 エリート粟生対雑草、秋葉
100人中、100人が粟生選手が勝つと思っている
正直、私もそう思っている
でも、だからこそ、秋葉選手には頑張ってもらって、ふやけた「予定調和」の世界を粉々に
打ちくだいてもらいたい
「起こってはならないことが起こりうる」
それが、ボクシングのリングであり、社会の現実であり、人生であるということを秋葉に示して
もらいたい
「短冊」に願いなんて書いてる場合じゃないだろうってことを、ふやけた「予定調和」の世界に
生をむさぼる連中に教えてやってもらいたい
角海老宝石ジムに、アマチュアエリートは極めて少ない
大半が叩き上げ
厳しい練習に耐えて、生き残ったもののみがプロになって、試合ができる
しかし、試合ができるようになっても、連敗は許されない
連敗したボクサーは、ジムの寮を出て行かなければならない決まりだからだ
そういう厳しい環境で、実力を培った「叩き上げ」が、才能や技術では、決して対抗し得ない
スーパーエリートに実戦の場で、食い下がってみせる
そうでなくては、面白くない
ちょっと古いが
怪獣が、ウルトラマンをのしてしまう
仮面ライダーが、ショッカーに、集団暴行される
あるいは、水戸黄門が印籠ごと、叩き切られる
そういうハチャメチャな世の中にならないと、面白くないだろう
生きる気力が湧かないだろう
ただし、このタイトルマッチの一戦に関していえば
秋葉の勝算は、ほとんどゼロ
結局は、「予定調和」の世界がえんえんと続き、無事、これ名馬
人々は、かなわぬことを知りながら、短冊に願いを書いて、笹の葉にくくりつけ続けるのだろう
「粟生の心を折る」
「粟生の築きあげたすべてを奪う」
「何もできなくさせてやる」
秋葉がこのラジオで、語った言葉だ
言葉は力強い
しかし、やはり、最後に勝つのは、粟生選手だ
7月7日
ただし、この雑草、見に行くだけの価値はある
秋葉慶介というボクサーの「死に様」をしっかりと見届けるために
私はホールに行こうと思っています
なお、次回は、坂田対バスケスの世界戦観戦のために上京するWBC世界バンタム級
チャンピオン、長谷川穂積選手がゲストです。
収録予定は、7月2日午前11時 ビータイトプロ本社
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