11.17角海老興行 梅ちゃん対綾香ちゃん RG競演! |
第427回ダイナミックグローブ
「坂本博之・本望信人引退記念興行」
公式試合7試合 特別スパーリング3ラウンド以外にも
知られざる全29ラウンドに及ぶ熱き戦いがあった
それは女の戦い
ラウンドガール対決だ
実はこれこそが一部関係者の間ではこの日の興行の
知る人ぞ知る「裏メイン」
まずは選手紹介
もとい!(須藤リングアナ風で)
ラウンドガール紹介
まずはカリスマラウンドガール 「梅ちゃん」こと梅田英実21歳
18歳からリングに立つ別名「角海老の勝利の女神」
170センチ近い長身を誇る
スレンダーボディ
脚もスラリ カモシカの如く
普段からの徹底した節制ぶりが伺える
「ブログ」によれば毎週のロードワークも着実にこなしている模様
「優雅な白鳥も水の下では必死に足を動かしているもの」とよくいわれるが
そのストイックなまでのプロ意識はまさに「女版二宮金次郎」
「人の見えないところで必死に努力することの大切さ」を身をもって我ら凡夫に教えてくれて
いるかのよう
長いリーチをフルに生かし
ラウンドボードを高く掲げつつ「ニコニコ」
打ち下ろされる「スマイル」は
まさに一撃必殺の破壊力を秘める
対抗する選手・・・もとい!
ラウンドガールは綾香ちゃん、こと竹内綾香21歳
「ブログ」によれば欲望に負けてついつい夜中に甘いものを食べてしまう、など
ややプロ意識に欠ける傾向
ただしリングに立つものとして格闘技を愛する気持ちは強く
グローブ付き空手の大会に出て口の中を切り、青タンを作ったのにも懲りず
週1.2回のペースで角海老宝石ジムに出稽古
ジム関係者の迷惑千万な表情も一切気にせず笑顔
「KY度満点」の持ち前の女傑ぶりを発揮
際限なく能天気な明るい表情で「チャンピオンメーカー」田中栄民トレーナーのミットに
腰の引けたへっぽこパンチを打ち込んでみせる
ラウンドガールとしては身長に恵まれていない綾香ちゃん
その不利を補って余りあるのがスピード、ステップワークの機敏さ
身体能力、機動力の高さ
注目の二人の「競演」は第5試合の8回戦
坂本大輔対清田広大戦から
徹底した節制、自己管理により鍛え上げられたスレンダーな長身をフルに生かした
カリスマラウンドガール梅ちゃんの正統派スタイルが勝利をつかむのか
「スピード、身体能力」を生かした綾香ちゃんの回転力を生かしたダイナミックなパフォー
マンスがカリスマラウンドガールの牙城を脅かし
大番狂わせ(ビッグアップセット)をもたらすのか
先頭を切って登場は綾香ちゃん
スポーティなコスチュームに身を固めてリングに
キャンバスいっぱいにステップを踏んで
立ち位置をひんぱんに変えてみせる
すばしっこく動き回り、的をしぼらせない
そして、ラウンドボードを掲げての「スマイル」ブロー
素早いステップのが一種のフェイントとして機能しているのか
いきなりの「スマイル」が面白いように会場の男性客にヒット
ひとりひとりの顔面が幸せそうな表情を保ちつつ崩壊
また注目すべきは四方にステップを踏んだ後の
リング中央でのターン攻撃
くる、くる、くるっと三回転ひねり!
これは梅ちゃんにはない綾香ちゃん独自の持ち技
対する梅ちゃんは出だしやや緊張気味
角海老興行は5月以来の登場
ブランクの影響かリングの感触、実戦の勘を完全に取り戻せてはいない様子
それでもさすがはくぐってきた修羅場の数
「経験値」にまさる梅ちゃんは落ち着いた貫禄たっぷりのパフォーマンス
交代した綾香ちゃん
スピードを生かしたステップ
ボードを掲げて立ち止まってのスマイルブロー
さらにフィニッシュのターン(回転)攻撃
しかもダブル、トリプル
坂本選手対清田選手の8回戦は引き分け
続いて松本選手対鬼道選手の8回戦
先頭で登場は梅ちゃん
坂本選手8回判定
続く松本選手も8回判定
両ラウンドガールの出番をできるだけ増やすべきという
「神の見えざる手」の存在を強く感じた次第
リングの神様はやはり「男性」だったのか
ここで前半戦が終了
ここまで私の判定は綾香ちゃんが優勢
綾香ちゃんのスピード、ターン攻撃のインパクトが梅ちゃんを上回っている印象を受けた
ところがここから「カリスマ」の威厳をかけて梅ちゃんが捨て身の攻勢に
メインの宮田選手の10回戦
衣装を変えてきた梅ちゃんはなんと真紅のビキニ
どっと沸く場内
肉を斬らせて骨を絶つ
決死の肉弾攻撃に打って出た梅ちゃん
対抗したい綾香ちゃんだが、ここで着替えたコスチュームが足を引っ張る
イレギュラー感ありまくりの「妖精」イメージのコスチューム
とにかく底抜けに元気
格闘技を愛し、自分でもやってしまうおてんばキャラの綾香ちゃん
「妖精」ってキャラじゃないだろう
「なに、これ」みたいな~
ドン引きの場内
梅ちゃん優位の展開のまま宮田選手の試合は終了
勝利者賞のトロフィーが宮田選手に
プレゼンテーターは綾香ちゃん
どちらがトロフィーを渡すのかをめぐり
けっこうもめるのでは、と思ったのだが「勝利」を確信したものの余裕か
梅ちゃんが綾香ちゃんに譲る形に
そして坂本・本望の3ラウンドスパーリング
トップに出たのは梅ちゃん
2回終了 綾香ちゃんにバトンタッチ
このまま梅ちゃんが一気に押し切るかと思われた最終場面
ここで綾香ちゃんが新たな勝負手に
ボードを掲げてのスマイルに
さらにボードをサイドに動かし、手を振るポーズをミックス
「バイバーイ」^^
「みなさーん、またきてねー」みたいな・・・
スマイルプラス手首のスナップを利かせた「バイバーイ」ブロー
このコンビネーションは少なくともジャッジボクレポの心を動かすに十分
試合終了
勝敗は判定にゆだねられ
今回はドロー
引き分けに
前半は綾香ちゃんの機動力が展開を支配
しかし後半、真っ赤なビキニに着替えた梅ちゃんの捨て身の攻撃が炸裂
強烈な追い上げ
逆に梅ちゃん優位に
しかし、ラストギリギリ
綾香ちゃんの手を振る動きを加えたコンビネーションがクリーンヒット
なんとか互角に持ち込む展開になった
最終決着は2008年1月5日
小堀選手、メインの角海老興行に持ち越されることに ?
最後に一言
お二人とも本当にお疲れ様でした^^
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