進化!榎洋之世界に再挑戦 (3.7ダイナミックグローブ) |
第460回ダイナミックグローブ 角海老宝石プロモーション主催
第6試合 メインイベント 128ポンド契約10回戦
○榎洋之(3回3分6秒KO)アルディ・ディエゴ●
WBA世界フェザー級8位、榎洋之(27勝19KO1敗2分)がインドネシアフェザー
級チャンピオン、アルディ・ディエゴ(8勝5KO1敗1分)に3回KO勝ち
WBA世界フェザー級タイトルマッチで王者クリスジョンに敗れて以降の復帰戦を
白星で飾る
再起戦に向けた榎洋之のテーマは「進化」
攻撃のバリエーションを増やすこと
過度に左ジャブに頼らず、さまざまな攻撃パターンを習得、実践すること
1回から榎はインドネシアチャンピオンにプレッシャー
左リードを突きつつ、じりじりと前に
下がらされるアルディ・ディエゴ
1分40秒過ぎ
榎、ワンツーから飛び込みざまの左フック
さらに左ボディをフォロー
これは従来の榎にはみられなかった大胆、アグレッシブな攻撃パターン
2回も榎のペース
左ジャブを省略しての右スイング
いきなりの左フック
左ジャブのみに頼らないパンチのつなぎを披露
3回 ラウンド終了間際
力をこめた左ボディが22歳の若きインドネシア王者にクリーンヒット
キャンバスに倒れテンカウントを聞かされた
「世界戦に負けて弱くなったと思われたくない。負けてから強くなったところを
見せたかった」
リング上での勝利者インタビュー
「世界チャンピオンになるために練習頑張ります」
随所に「進化」の跡を見せた榎が豪快なKO勝利
再度の世界戦に向けて力強い一歩を踏み出した
第5試合 スーパーバンタム級8回戦 ○福島学(3-0判定)久永志則●
日本バンタム級4位、角海老宝石ジムの新鋭、久永(11勝6KO2敗1分)と同級7
位、花形ジムのベテラン福島(33勝19KO8敗4分)のランカー対決
1回 福島のノーモーションの右が冴える
この右でペースを狂わされた久永は力み勝ち
上体が立ち、あごが上がった状態ででの大振りパンチ
福島はたくみに防御し打ち終わりに右を上下
2回も福島のペース
ノーモーションの右をもらい久永はペースをつかめない
3回は2分過ぎ 久永のフックがクリーンヒット
一発のパンチ力では久永が勝る
4回
ベテラン福島のテクニックに阻まれ久永は主導権を握れない
福島が右をヒットし続けペースを握る
バッティングにより福島、右目上を負傷
レフェリーはドクターチェックを要請
再開後、負傷によるストップが懸念される中、判定の不利を悟った久永は
猛ラッシュ
しかし福島は久永のラッシュをいなし、カウンターの右を当てる
5回
レフェリーは福島の右目上の負傷が試合続行不可能なものと判断
49-47 49-47 48-47
3-0の判定により福島の勝ち
ノーモーションの右を武器にペースを握った福島がべテランの持ち味を発揮し
新鋭久永の強打を封じ込めてランカー対決を制す
第4試合 ライトフライ級8回戦 △斉藤直人(三者三様)小野心△
日本ライトフライ級3位、角海老宝石ジム期待の新鋭、斉藤(15勝5KO4敗4分)
と花形ジムのノーランカー小野(10勝2KO3敗)の一戦
両者は2005年1月8日に対戦
このときは小野が3-0の判定で斉藤を下している
以来、斉藤は3つの引き分けをはさんで9連勝中
2006年3月の辻(帝拳ジム)戦 2007年12月の五十嵐(帝拳ジム)戦でも
前評判が高かった両選手に対し、互角の攻防
実力者ぶりをみせつけて日本、OPBF双方でランク入り
また前回昨年10月の八巻戦では豪快に2回KO勝利
体幹トレーニングの成果か着実にパワーもつけてきた
今年は日本タイトル奪取の期待がかかる「勝負の年」
4回までは斉藤のペース
足を使った出入りのボクシングでサウスポーの小野を翻弄
常に先手をとり、打っては位置を変える斉藤に小野は後手に回らされる
スピード、手数で勝る斉藤がラウンドを支配
このまま斉藤、圧勝と思われたが5回から小野がじりじりと反撃
斉藤の右に左を合わせ、そのまま前に押し込みアッパーを強打
強気の斉藤は果敢に打ち合うが一発のパンチでは小野が勝っている印象
打ち合いでは小野が優位
6回 7回も小野のペース
斉藤は前半の出入りのボクシングができず接近戦を望む小野の距離での
攻防につきあってしまう悪い流れ
最終8回 両選手、意地の打ち合い
斉藤のクリーンヒットもあるが小野も重いパンチを返す
試合終了
勝敗は判定に
私は77-76で斉藤の勝ち
1回から4回は斉藤
5回から7回は小野
8回は10-10とした
ジャッジの採点は 77-76小野 77-76斉藤 77-77
三者三様の判定でドロー
第3試合 スーパーフェザー級8回戦 ○中真光石(3-0判定)阿部展大●
日本スーパーフェザー級10位、沖縄ワールドリングジムの中真(13勝6KO1敗)に
角海老宝石ジムのノーランカー阿部(9勝7敗1分)が挑んだ一戦
右構えから左構えにスイッチするなど
阿部はトリッキーな動きも入れて体ごと前に前に
正統派的な中真のボクシングを崩そうとする
しかし中真は下がらされる場面はあっても右ストレート、左フックを的確にヒット
勝敗は判定にゆだねられ
77-75 78-75 78-75
3-0の判定で中真の勝利
第2試合 スーパーフライ級8回戦 ○奈須勇樹(4回2分53秒KO)リトルロスマン●
2005年全日本フライ級新人王、角海老宝石ジムの奈須(15勝11KO4敗)がインドネシア
フライ級9位、リトルロスマン(19勝8KO7敗2分)に4回KO勝利
1回から奈須はロスマンを手数で圧倒
ワンツー
ワンツーからの左ボデイ 左アッパー
ロスマンはディフェンス一辺倒
2回 ロスマン横殴りの右スイングを披露
しかし手数、クリーンヒットともに奈須
3回も奈須のラウンド
一方的な展開の中、4回2分30秒過ぎ
奈須のワンツーがクリーンヒット
ロスマンはキャンバスに沈んだ
第1試合 68キロ契約6回戦 ○清田広大(6回2分41秒TKO)加藤大輔●
協栄ジムのハードパンチャー清田(8勝8KO5敗2分)と角海老宝石ジムの加藤
(6勝5KO4敗)の一戦
1回 清田は強い左ストレートで早くも加藤からダウンを奪う
ところが加藤も右でダウンを奪い返す
清田は左が単発でフォローがない
またなるべく半身の体勢をキープすべきところ
左打ち終わりに足がそろい体が開いて正面を向く
ここに加藤の右を入れられふらつく場面が多い
2回 3回はほぼ互角
4回は加藤のラウンドか
5回も加藤の返しの左フックがヒット
清田、足がもつれる
ところが6回 カウンターの左が加藤にクリーンヒット
加藤ダウン
さらに左ストレートがもろに決まり、加藤再度のダウン
レフェリーはノーカウントでストップ
清田が課題を残しつつも主武器である左の強打を生かして豪快なKO勝利
おわりに
久々のホール
なぜかボクアイさんがいないぞ
更新もとまっている
どうなっているのだろうか
彼のボクシング愛はホンモノと思っているので心配だ
またかわいらしい女性ファンから急に声をかけられ
お酒のプレゼントをいただいた
スペインのお酒(写真)
52度
早速、ロックで
飲み口はハードボイルド?
苦い
でも美味しい
そんでもって回るの早い
あのアナーキーな無茶苦茶コーナー「アルコールレポート」のファンなの
だろうか
無言のひんしゅくというか
関係者筋の冷たい視線はさすがに鈍い私にも感じられる
今後のこともあるだろうし
3回で終わりにしようかとも思ったが・・・
かわいい女性の期待を裏切るわけにはいかん
4回目もやったるか!
お酒、どうもありがとうございました^^
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