「WOWOWおもしろレポート 回転おじさんコラヤンニ(4.17放送)」 |
○マルクス・バイエル(12回2分12秒TKO)アルベルト・コラヤンニ●
3度王座に返り咲いたドイツのサウスポー、マルクス・バイエル(34戦32勝12KO2敗)が、18戦全勝(2KO)のイタリアの挑戦者アルベルト・コラヤンニ(WBC同級15位)を、12回TKOで下し、4度目の防衛に成功。
IBF世界フライ級タイトルマッチ(3月3日カリフォルニア州スマッシュリゾートカジノ)
○ビック・ダルチニアン(8回2分42秒TKO)ディオスダド・ガビ●
「アルメニアのファイティングマシーン」ビック・ダルチニアン(24戦全勝19KO)が、フィリピンの「ライオン・ハート」ディオスダド・ガビ(30戦27勝19KO2敗1分IBF同級3位、WBC2位、WBO13位)を、強烈な踏み込みから放たれる左ストレートで、8回、TKO勝利。3度目の防衛に成功。
WOWOW実況チェック
「エキサイトマッチ本番前」のテロップとともに、いつものスタジオ風景
ジョーさんは両手を上げて頭の上で組んだり放したり、背伸びをした体勢
浜さんはどっかりとイスに腰掛け、半身の構え。貫禄十分の、いつもの「浜さん座り」
土肥アナ「みなさん、こんばんは、今日はエキサイトマッチ、UFCと合わせて4時間のファイトスペシャルをお送りしていきます。このあとのエキサイトマッチですが、ビックダルチニアンが登場します。 ビック・ダルチニアンといえばフライ級戦線ですよね。ということは、ジョーさん、あの亀田興毅選手のいるクラスじゃないですか」
背伸びをした体勢のまま・・・・・・・・・・
ジョーさん「そうです。フライ級では桁外れの攻撃力を持ってますね。ダルチニアンのビックなパンチに注目してください。そのKOシーンをみるとビックリしますよ。ダルチニアンは、強いニャン。ダルチニアンのマネージャーはジェフ・フェネック・・・だから、ダルチニアン・ファンが増えネック」
ジョーク三連発・・・
半身の構えでどっかりとイスに座って右斜めに顔を向けたままの浜さん
右ひじはイスの肘掛に、左手は背広のポケットだ。
「軽量級で、これだけ爆発力のある選手、いなかったでしょう。自己流、のようなボクシングだけど、とっても強い」
ここから、本番?いつものオープニング
土肥アナ「今日はヨーロッパ出身の世界チャンピオン、二人の試合を放送します。ドイツの英雄、バイエルが、18戦全勝コラヤン二を迎えて、4度目の防衛戦に臨みます。高度な技術戦が見られそうです。そして、アルメニアのファイ ティングマシーン、ダルチニアンは、ライオンハートの異名を持つガビの挑戦を受けます。こちらは打撃戦が予想されています」
高柳アナ「このダルチニアンというのは、適度に荒っぽくて攻撃的、しかもオリンピックに出てる・・これはいい選手ですよね」
浜さん「アマチュア出身とは思えないようなスタイルですよね。ラフファイターというのか、型破りというのか、とにかく打ち方がすさまじいと。要するにチャンスであれば、走ってでも打っていって、相手を倒してやると。フォームがいいわけじゃないけど、打つこと、よけることについては、抜群の天才的なところ、ありますね」
挑戦者ガビについて、ジョーさん
「フィリピンで上昇気流に乗ってるサウスポーのファイター。一度、ポンサクレック(WBC世界フライ級王者)との試合が決まった事があったんです。WBC総会で、決まったんですけど、その時、総会に予算がなかったんです。それで、そうい う試合はよさんかいとなって流れた事があったんです」
まずは、WBC世界Sミドル級タイトルマッチ マルクスバイエル対アルベルト・コラヤンニ
浜さんの直前コメント
「この勝負は、テクニックの勝負になると思いますが、このコラヤンニ、18戦全勝。お手並み拝見といきましょうか」
トラヤンニ、左ジャブを出しつつ、足を使って回る
浜さん「挑戦者、スタート段階から、ずいぶんプレッシャーかかってますね」
高柳アナ「ちょっと、これだけ下がられちゃうと、バイエルもなかなか追いかけていこうかという感じにはなりません」
さらに、回りつづけるコラヤンニ
ジョーさん「1ラウンド目、片方は逃げてばかりですから、これは、チャンピオンの10-9です」
2回
一発だけ、右を出すが、あとは相変わらず、左をたまに出しては回るトラヤンニ
浜さんのバイエル評
「強い選手というより、うまい選手。相手の力を利用したボクシングなんですよね。追いかけるというのは、もともと好きではないんですよ。相手に打たせてこさせて、よけて左のカウンターを打ち込むと。それが勝ちパターンですね」
「今日は、珍しく追いかけてますけどね。相手がこれだけ引いてしまうと、プレッシャーかけて、どこかでコラヤンニが打ってくるでしょうから、そこを 左、打ち込むという状態でしょうけど」
2分20秒過ぎ、バイエル、踏み込んでの左、トリプル
高柳アナ「おおー、バイエル、珍しく、打ち込んできます」
浜さん「このコラヤンニは、距離を詰められる事をいやがる選手ですね」
高柳アナ「ははー、自分の距離をきっちりと守りたいというそういう几帳面なタイプかもしれません」
几帳面・・・?
浜さん「それと、打たれるのを極端にいやがる選手ですよね」
高柳アナ「かなり神経質そうでもあります。イタリアのA型の選手ではないでしょうか。アルベルト・コラヤンニ」
A型の選手・・・?
3回も、バイエルの周りをせっせと回るコラヤンニさん
4回
1分40秒過ぎ バイエル、右を突き、コラヤンニがスウェーしたところ、さらに踏み込んで左ストレート。
よけそこなってダウンのコラヤンニ。
コラヤンニ、ダウンするも、すくっと、直ちに起き上がる。
高柳アナ「あーっと、左―!すぐに、起き上がりこぼしのように起き上がってまいりましたが・・・」
浜さん「効いていないということにしようということですかな」
高柳アナ「いっやー!!!」
「あっという間に、しかし、起き上がってきました」
コラヤンニさんが、すぐに起き上がったことに、よほどビックリした様子の高柳アナ
「まー、しかし、ダウンはダウンです。まだ一分あります。これは意外なバイエルのものすごく・・アグブエ・・ガブ・・ガブレッシグなところがみられるかもしれません」
みごとに、噛んじゃってます・・
ガブレッシグ、じゃなくもちろん、「アグレッシブ」・・・
5回
相変わらず、バイエルの周りを、せっせと回るコラヤンニさん・・・・
マイペースっていうのでしょうか?ダウンで失ったポイントを取り返そうという気はさらさらないよう。
浜さん「コラヤンニのうまさ、どこまでかと思いましたけど、うまさ、だす以前に、ずいぶんのまれてますからね。後ろに下がりながら、横に動きながらの パンチですけど、この動きだといいパンチは打てないですね」
このスタイルのアウトボクシング?をするなら、コラヤンニはもっと、バイエルに近づく必要がある、と指摘するのはジョーさん
「空振りさせ続けると、相手は消耗すると。そこでですね、打っては離れ、打っては離れというボクシングをすればいいのですけど、今のところは単に、サークリングしてるだけですね」
「サークリングというのはリング内を回ることなんですけど、こういうボクシングだったら自分のほうが疲れますよ」
見ているほうも疲れちゃいますけど・・・
高柳アナ「コラヤンニとしては、こういう風に戦ってきたのかもしれませんが、これでは勝てないですよね」
浜さん「そういうことですね。動くことはこの選手のやりかたなのでしょうけど、打ちながら動くということをしないと、まず勝てないですよ」
「バイエルの左に対して、過剰に大きくよけますから。打たれることに関しては相当、いやがる選手ですね。あれだけ後ろによけすぎると、自分のパンチも 届かないですからね」
高柳アナ「まー、プロポーションだけは、ボクサーとしてうらやましいようなプロポーションをしてるんですけれども、・・・腰は高いですが・・・足が長い、リーチがあるというコラヤンニ」
ジョーさん「打っていくときは腰を落として行きますよね。ところが、打たないで、回ることが主体ですから、どうしても、膝が伸びて、腰が高いわけです。」
打つよりも、回ることが主体って・・・
そんなにまでしてお前は、回りたいのか、コラヤンニ・・・
5回もジョーさんの採点は10-9 ここまでフルマークでバイエル
6回
バイエルの左ストレートがコラヤンニの顔面にクリーンヒット
すると、またまた、回り始めるコラヤンニ
「きっかけ、作らんことにはですね。もう、逃げ回ってる状態、ありますからね。どこかで吹っ切らんといけませんね」
浜さんイライラ
7回 相変わらず、回るコラヤンニ・・・・
わかってる? ここはリングだよ、スケートリンクじゃないんだよ・・・
高柳アナ「久しぶりにバイエルも、これだけ追いかけ回してるんじゃないですかね。自分のボクシングキャリアの中で・・・」
浜さん「これだけ、相手がひいてしまったら、やらざるを得ないじゃないですか。相手が出てきたら、持ち前のカウンター、打てますけどね」
高柳アナ「この展開ではなかなかほめるのが難しいという解説者泣かせの展開でありますアルベルト・コラヤンニ」
高柳アナも、あきれたモードを通過して、いらいらモード
高柳アナ「これ(コラヤンニは)18戦全勝2KOなんですが、どういう相手とやってきたのかなと」
バイエルもおとなしい、というのは浜さん
顔面に持っていっている左ストレートをボディに向けて、弱らせて、足を止めさせてから顔面に返していく、といったやり方で、倒しにいくべきだそうです・・・・
8回 またもや続く「円運動」・・・・・コラヤンニ・サークリング・・・
浜さん「ずいぶん、挑戦者の、あれですね、気持ち面で、引いてますね」
高柳アナ「あの、世界タイトルマッチ、エキサイトマッチ、15年お伝えしてますが、これだけサークリングする選手は初めてですね」
エキサイトマッチ歴代ナンバーワン「サークリング」王決定
・・・・イタリアの「回転おじさん」だ。
ジョーさん「同情的に見ればですね。(バイエルが)サウスポーというので、戦いにくい面もあるんでしょうね」
高柳アナ「どうですか、浜田さん、戦いづらそうですか」
浜さん「んー、あのー、バイエルがですか」
高柳アナ「いえ、コラヤンニが」
浜さん「あ、コラヤンニが・・・あの・・」
高柳アナ「戦いづらいも何もないですけど・・・これまでびびってたら」
浜さん「サウスポーだからといっても、距離を生かせば生かせる状態、ありますからね」
高柳アナ「ずいぶん距離としてはね、アドバンテージ、持ってますよね」
浜さん「実際ですね、関係している人間だったら、同情はしないんじゃないですかね」
高柳アナ「はははは(笑)そうですか」
浜さん「ううーん」
高柳アナ「でしょうね(笑)」
浜さん「じゃー、どうやったら、勝てるか。それを考えた上で、勝とうとしている状態がまず、みえないですからね」
8回終了 観客席からなぜか?拍手
浜さん「バイエルは打たれないで打つと。このフォームの良さ。そして、きれいに当てるという所でしょうね。その一瞬一瞬をドイツのファンは見るのが、 楽しいんでしょうね」
納得できない高柳アナ
「うーん、ずいぶん今回は、忍耐強い方もいらっしゃってるようですが」
ジョーさん「拍手したのは、ドイツだって感じですね」
エキサイトマッチの法則その1
「試合の緊迫度とジョーさんのダジャレ頻度は反比例する」???
「みなさん、次の試合は面白いと思いますので、もうしばらくお付き合い願いたいと思います」
高柳アナ、ついに、この試合自体に「ダメだし」です。
9回 さらに「コラヤンニ・サークリング」加速してます。
バイエルを中心に、回る、回る、回る・・・回転、回転、回転、フル・スロットル・・・
ある意味、「惑星」・・・ある意味「月」・・・・・
回転、回転、回転、回転、ライブドア・・・・・って・・・なつかしいCM、思い出してしまいました。
高柳アナ「さすがのバイエルも、(わたしと同様?)いらいらしているような、そんな表情になっています」
1分30秒過ぎ
ついにたまりかねて、ラリーオコーネルレフェリーが、タイムを止めて試合を中断
コラヤンニさんに「注意」
「これ以上、回るな」とか怒られてるみたい・・・・
神妙な表情のコラヤン二さん・・・・
コラヤン二さんをいじめるな。悪意はないよ。回りたいだけなんだから、回らせてやればいいじゃないか・・・
試合再開 レフェリーの「注意」の効果?
コラヤンニさん、踏みとどまって、足を動かさず、左ジャブ二発。
ところが、バイエルが左ストレートを振るうと・・・・・・
またもや、再び・・・サークリングだ・・・
でも、プチ遠慮勝ち・・・・
ときに、 足を止めて、打ってみたりもするトラヤンニさん。
ところが、 トラヤンニさんの右!この試合、いままで10発くらいしかでていないようなのですけど・・・
けっこう、これが鋭かったりするんです・・・
高柳アナ「おお、右ストレート」
浜さん「これ、打っとけばいいんですね。この早い右を打っておけば、バイエル、左ストレートのカウンター、なかなか打てないでしょうからね」
「バイエル、捕まえ切れませんからね。左、打ちながら、打ちながら、動いて、バイエルが(今の私みたいに?)かっかしたところで、右ストレートを打つと。やり方はあるわけなんですよ」
高柳アナ「そうですよね。ジャブ出しながら、時おり、右さえ使っていれば、だれも(わたしみたいに?)このサークル、文句いわないですよね」
10回
高柳アナ「決して、バイエルはこのような退屈な試合をする選手ではございませんで、日本の西沢選手(ヨネクラジムの西沢ヨシノリ選手)が挑戦した試合は面白かったですよね」
「西沢選手のように、大和魂、見せたろかという具合に、突っ込んでいくタイプでは今回はまったくありませんコラヤンニ。ぜんぜんタイプが違います」
この回のコラヤンニさんは、プチ積極的。ほんのちょっとだけだけど・・・・・
ジョーさん「前のラウンド、注意受けてから、ちょっとは手を出すようになってきましたね」
高柳アナ「この戦い方で、どの程度のポイントが期待できますでしょうか。ポイントでひっくり返すというのは無理だと思います。だとすると、ノックアウト率11%のパワーでチャンピオンをすっ倒すしかありません」
11回
高柳アナ「どこの国にもっていっても、この試合はブーイングものじゃないかと思うんですけどね」
コラヤンニさんは、涼しい顔・・・いたってマイペース・・・・
「イタリアのA型」というより、これは、間違いなく「B型」でしょ。
サークリング、サークリング、円運動・・・・
高柳アナ「一発KO力を持っている選手がこれをやるなら、まだわかりますけれども、コラヤンニは11%のKO率ですからね」
まるで、高柳アナを挑発するかのように・・・・
「コラヤンニ.サークリング」は止まりません・・・・
高柳アナ「残り30秒を切りました。展開はどこを切っても金太郎というような一緒の展開であります」
「飴」が抜けてます・・・金太郎飴・・・
「こっそり、これ、ラウンド入れ替えてもわからないかもしれません」
不穏当発言、注意一!
「バイエルの微妙な変化」を見逃さないジョーさん
「バイエル、踏み込みを深く、大きくしてきましたね」
11回終了
高柳アナ「ジョーさんもさすがにポイントをおっしゃらなくなりました」
ジョーさん「いや、コラヤンニのラウンドです」
高柳アナ「あ・・・・」
ジョーさん「あ、間違えました。バイエルです」
高柳アナ「ははは(笑い)」
ジョーさん「コラヤンニのラウンドなんていうのはドイツだ」
高柳アナ「2回目です!」
ピシャリ
12回 コラヤンニ・サークリング、再開
ところが、一分過ぎ、バイエルの左がコラヤンニさんの顔面に。
浜さん「打てば届くんですね。大きく踏み込めば届くんですね。だからやればいいんですよ。バイエルは」
そうだよ、やればいいんだよ・・・バイエルさん
「相手が打ってこないからという理由をつけずに打ちに行けばいいんですから」
そうだよ、打ちにいけばいいの・・・バイエルさん・・・・
高柳アナ「ちょっと、自分が着ているコートを脱いでほしいですね。思い切って」
そうだよ、脱げ、脱げ・・・バイエル!
ついに、コラヤン二さんから、バイエルに非難の矛先が・・・・
と思った矢先、大きい踏み込みからのバイエルの左ストレートがクリーンヒット、ロープに飛ばされ、しりもちをつくコラヤンニさん・・・
立ち上がったが、ふらふら・・・
早速、左にサークリングするが、そこをバイエル、左ストレート、ダブル・・・
再度のダウンで、レフェリーストップ
バイエル12回2分12秒TKO勝ち。 4度目の防衛成功。
浜さん総括
「この挑戦者のコラヤンニ・・・今日は、じっさいのはなし、なにをしにきたのか・・・」
何をしにきたのかって、決まってるじゃないですか・・・
少なくともボクシングじゃありません。 円運動です・・・円運動・・・・
「選手は、どれだけ苦労をして上がってくるのかというのはわかるので、いいところはどこだろうと言おうとしたんですけどね。これだけ腰を引いてしまったんじゃ、何をしにきたのかですね」
何をしにきたのかって・・・・決まってますよ・・「コラヤンニ・サークリング」です・・・
「世界タイトルをやりたい選手はたくさんいるわけですから。その中で、やってるわけですからね。捨て身の覚悟、で望むべきだっだでしょうね」
「こういった、足を使って打たさずに打つボクシングを評価する人もいる」とジョーさんは浜さんとは微妙に異なる意見
そして、IBFフライ級タイトルマッチ
「レイジングブル」ビック・ダルチニアン対「ライオンハート」ディオスダド・ガビ
浜さんの直前コメント
「サウスポー同士の対決ですけど、ダルチニアンの場合は、サウスポーだろうが右構えであろうが、ボクシングのやりかたは関係ないですね」
1回
ダルチニアン、体勢が崩れんばかりに思い切り振り切る左ストレートでプレッシャー
体重をかけるというより、飛び込んでくるような打ち方。迫力はあるが、打ち終わりは危なっかしい・・・・
ガビも動きがよく好選手
ジョーさんの採点は10-9でダルチニアン
2回 ダルチニアンのディフェンスについて、浜さん。
バランスは悪いが、急所は確実にはずしている、と指摘。
ガビも荒々しいダルチニアンに対して、隙間隙間を打ち込む。基本に忠実ながらジョーさんによると「スケールの大きさ」が感じられないという。
2回もダルチニアンのラウンド
3回
ジョーさん「ダルチニアンと比較したら、たいがいのボクサーがダルチニアンよりうまいですよね。ただ、これがスタイルなんですよね。荒削り、八方破れ・・・・・」
4回
ダルチニアンのニックネーム「レイジングブル」の由来について
ジョーさん「かつて、シュガーレイロビンソンと戦ったジェイクラモッタという猛烈なファイターがいたんですね。彼がレイジングブルって呼ばれたんです。映画にもなりましたね。ロバート・デ・ニーロ。あの映画を、ミーロ・・・ですね」
1分40秒過ぎ ダルチニアンの左がヒット
浜さん「だから、このダルチニアンは全部、省略するんですね。勝負のラウンドは何ラウンドと決めて、普通、それまでに弱らせておいて、相手が鈍ったところ、強いパンチ、入れるんですけどね。この選手はセオリーなくて、どこでも、一発当たればそれでいいというやり方ですからね」
高柳アナ「将棋で言えば、いきなり王手・・・ですね」
5回は、10-9でガビ。プレッシャーは強いが、正確さで勝る。
6回
強い踏み込み、時に走りながら打ち込むダルチニアン
ジョーさん「相手からすると、このダルチニアン、どんなパンチからリードしてくるのかわからないですね。左からくるのか、右なのか、右フックなのか、左アッパーなのか。読みにくさがありますね。その意味で八方破れです」
10-9でダルチニアンのラウンド
7回もダルチニアンの猛攻、手数、有効打ともに優位に
8回、2分20秒すぎ、ガビの右ジャブをものともせず、打ち込まれたダルチニアンの左ストレートがガビのあごを打ち抜き、ダウン。レフェリーストップ。
勝ち名乗りを受けるダルチニアン。
ジョーさん「ビック、という名はいい名前ですね。ビクトリーのビックですよね。あと、疲れたらね、肩に貼るんですよ」
高柳アナ「ちょっと、それ・・・商品名はやめましょうよ(笑い)」
浜さんの締め
「うまいとはいえませんが、この選手は強い。組み立て無しにどうやって一発決めるか。この選手の迫力だと後半までよけきるのは難しいでしょうね」
「フライ級チャンピオンの中で一番、強いでしょう」
ダルチニアン最強宣言・・・・
そして、最後はジョーさん。
イタリアの回転おじさんコラヤンニさんについて
「コラヤンニ、子供の頃、いたづら小僧だっだんです。怒られたんです。こら、やんにー」
それにしても・・・・・
コラヤンニさんのその他の試合、見たくて仕方がなくなってきちゃったんですけど・・・
特にKOしたやつとか・・・・・
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