2.17 ダイナミックグローブ 榎洋之世界前哨戦直前情報 |
榎選手は、WBAフェザー級3位、WBCフェザー級9位
OPBFフェザー級の王者でもある
昨年9月16日、当時、WBC6位、世界の強豪、ナデル・フセインを3-0の判定で下した試合
世界に通じる実力を証明してみせた一戦だった
( 榎対フセイン戦については 過去記事 あります )
WBC王者は、池仁珍、WBA王者はクリスジョン
榎陣営は、どちらと戦っても、必ず勝てると自信満々
今回の相手は、タイのクラープチン・ギャットグリーン選手
戦績は38戦24勝6KO14敗 26歳
一応、勝ち越してはいるものの、現在、6連敗中
日本人選手相手には、5戦5敗 うち、KO負けは昨年8月6日 中真光石選手(沖縄ワールド
リンク)に喫した一敗のみ(4回TKO)
2005年5月29日には、元WBC世界フェザー級王者、越本隆志選手とも対戦
10回判定で、敗れている
6連敗中とはいえ、簡単に「イヤ倒れ」してしまうタイ人選手とは違って、タフで打たれ強い
選手と思われる
ちなみに、ギャットグリーン選手、2004年7月16日には、前回、榎選手と戦ったナデル・
フセインとも対戦している
結果は、1回KO負け・・・・
「調整はうまくいきました。ここで負けてしまっては何の意味もないです」
計量会場での榎選手のコメント
勝つのは、もちろん大事だが、勝ち方も問われる一戦
豪快なKO勝利で、念願の世界戦に向けて、弾みをつけてもらいたい
また、セミで行われる日本バンタム級8位、木嶋安雄(角海老宝石ジム)と、日本スーパー
バンタム級8位、長井祐太(角海老宝石勝又ジム)のランカー対決も注目
今年6月8日に、30歳になる木嶋選手にとっては、生き残りを賭けた一戦
木嶋選手、過去、3回のタイトル挑戦経験がある
サーシャ・バクテインの日本タイトルに2度挑んで失敗 マルコム・ツニャカオのOPBF
タイトルにも挑戦失敗
結果は、3戦3敗だが、サーシャも、ツニャカオも、世界チャンピオンクラスの大実力者
サーシャ、という絶対王者がいなくなった日本バンタム級戦線は現在、戦国時代
今年のチャンピオンカーニバルでは、同じ角海老ジムの寺畠選手が、王者、三谷選手(高砂
ジム)に挑戦することが決まっている
木嶋選手の対戦相手、長井選手は、一階級上のスーパーバンタム級8位
23戦18勝12KO3敗2分け 25歳
引き分けをはさんで、6連勝中のハードパンチャー
スーパーバンタムへの転向も視野に、生き残りを賭ける木嶋選手と絶好調の長井選手の
激突だ
セミセミは、小林秀徳(角海老宝石ジム)と小平恵司(伴流ジム)の一戦
個人的には、もっとも楽しみなカード
小林選手は、2002年7月以来、約4年7ヶ月ぶりの試合
戦績は11戦10勝4KO1分け、といまだ負け無し
2000年の全日本フェザー級新人王、MVPにも輝いている
ところが、2002年7月29日に行われた辻口篤史選手(全日本パブリックジム)との試合で
眼窩底骨折
手術を経て、リハビリにつとめ、ようやくリングに復帰できることに
小林選手は、修行僧のような風貌
「ボクサービジネス論」と題する自身のブログにもうかがえるが、真面目、実直な人柄
読書家でもある
対戦相手の小平恵司選手(伴流ジム)は、一発の魅力にあふれたハードパンチャー
昨年のB級トーナメント、フェザー級決勝戦で、2回、みごとな右のパンチを決めてKO勝利
フェザー級優勝を決めるとともに、B級トーナメントMVPに、輝いた
( この一戦については 過去記事 あります )
計量会場では、両選手とも調整万全の様子
「いい試合をしましょう」
とお互いに、健闘を誓い合った
また、1月の月間MVPに輝いた、日本スーパーフェザー級チャンピオン小堀佑介選手
(角海老ジム)の表彰式も行われる
この日もあの「小堀節」が聞かれるのか
遠慮は無用
表彰式進行を務めるアナウンサーの方は、「ドS(どえす)」に徹して、小堀選手に、マイクを
向けて、いっぱい、イジメてみてくださいね???
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