WBAライト級王者、ホセ・アルファロ来日! |
チャンピオン、ホセ・アルファロ選手(ニカラグア)が5月11日午前10時成田空港に到着
チャンピオンの表情は緊張気味
固くこわばっている
中米ニカラグアから日本にやってきたアルファロ陣営一行は4名
トレーナーのグスタボ・エレーラ氏、エレーラ氏配下のWBAミニマム級1位、ローマン
ゴンザレス選手、チャンピオン、アルファロのスポンサー、フェルナンド・サンチェス氏
そしてWBAライト級チャンピオン、ホセ・アルファロ選手
ニカラグア現地の新聞によると飛行機が苦手
長旅の疲れもあって大塚のホテルにチェックインするや部屋に入って早速、就寝
代わって意気軒昂なのはトレーナーのグスタボエレーラ氏だ(写真右)
「まったく何の問題もない」
「対策は完璧にできている」
自信にみちあふれている
「ボクシングで大切なのは技術が20%」
「あと40%は頭脳、残りの40%は気持ちだ」
焼肉をつつきながらゲレーラ氏
「アルファロは気持ちの強い選手、必ず小堀をたたきつぶす」
首をかき切る仕草を見せる
また興味深い事実が明らかに
実はホセ・アルファロ
昭和52年6月7日 あの輪島功一さんと最後に世界戦で拳を交えた、元WBAスーパー
ウエルタ―級チャンピオン、エディ・ガソ選手の甥っ子なのだという
アルファロ選手の母親のお兄さんがなんとエデイ・ガソ当人
世界王者を叔父に持つニカラグアのボクシングサラブレットというわけだ
ところで、アルファロ選手の叔父、エディ・ガソにとって日本は、王座陥落の地にあたる
昭和53年8月9日、工藤政志さんを相手にした防衛戦で15回判定負け
WBAスーパーウエルター級のタイトルを失ってしまったのだ
アルファロ選手の側から見ると
日本は偉大な叔父が王座を失った国ということに
縁起のよくない土地であることは明らかだ
空港に現れたアルファロ選手
同行したローマンゴンザレス選手と比較すると、いまひとつ元気が感じられず、とても疲れて
いるように見えたのだが
あながち長旅のせいだけではないのかもしれない
疲れを癒すため、部屋で就寝中のアルファロ選手を除く一行は巣鴨の焼肉店で食事
その後、角海老ジムを訪問
ジムにいた糸川マネージャーに挨拶
5月13日火曜日には15時からアルファロ選手の公開スパーリングも予定されている
ところで私
すっかりトレーナーのグスタボ・エレーラ氏と仲良くなってしまった
角海老ジムでの写真を一枚
このエレーラ氏
よくよくその表情を見ていただきたい
とにかく存在感が際立っているというか
キャラが立っていてにくめない愛嬌がある
「アミーゴ、アミーゴ(友達、友達)」
肩を抱かれてそういわれればこちらも
「アミーゴ、アミーゴ」
そう返すしかない
いちおう、私
この世界戦のプロデューサーではあっても基本的には小堀佑介選手のファンクラブ
「クラブコボリ」の代表でもある
小堀佑介の勝利を熱烈に願っている
さすがに敵方のトレーナーと「アミーゴ」はまずいのでは
正直、思う
私にとってもまずいのだがエレーラ氏にとってもまずいのでは
ただそうはいってもエレーラ氏の愛嬌タップリの三白眼を見ていると
なんだかそういう堅い話はどうでもいいやという気にも
こういういいかげんなことでいいのかとも思うのだが
エレーラ氏は、こまかいことをあれこれ考えず、相性が合うと感じたらすぐに友達になって
しまう
そういうタイプの人に思える
このあたりが「ラテンの気質」というものなのだろう
「5.19」は「アミーゴ・エレーラ」の育てたボクシングサラブレッド、ホセ・アルファロに
尊敬してやまない田中栄民トレーナーがすべての情熱を注ぎ込んで育て上げた小堀
佑介の激突になる
両選手とも前に出るファイタータイプ
気持ちの強さでは引けをとらない
「倒すか倒されるか」
「やるかやられるか」
ボクシングの醍醐味を堪能できる凄い一戦となるはずだ
ところがなぜか
チケットがさっぱり売れないのはなんでやねん
いったい世の中 どうなっとんねん
不思議です
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